山菜の調理法(レシピ)
春先には、たくさんの山菜が芽吹き、自然の恵みを私たちに与えてくれます。ここ山形でも、多くの山菜がそれぞれの季節に応じて芽を出し、たくさんの山菜を採ることができます。これらの山菜はどれも非常に味わい深いものに仕上がっています。単に山菜といっても、季節折々に多くの種類があり、それらの特徴や味も様々です。私たちはそんな旬の山菜を、上手な調理法・レシピによって季節の味を楽しむことが出来ます。地域によっては、美味しく味わいたいといっても、山菜の調理法・レシピが分からない?、もっと美味しく頂く方法はないの?という方もいらっしゃるかと思います。ここでは、そんな様々な味わい深い山菜たちのおすすめ調理法や食べ方のポイントなどを簡単ですがご紹介いたします!
これらの調理法によって仕上がった旬な山菜料理は、召し上がっていただくと、どれもやみつきとなる味です。是非、下記山菜の調理法・レシピをご参考にしてみてください。
うす皮なすの漬け方
1.なすのへたを取り、水洗いをする。
2.容器になすを入れ、少量の水、焼きみょうばん、塩を入れて軽くもむ。
3.なすの量の半分位の水をいれ、加減しながら、少し辛目に塩を入れる。
4.上ぶたをして、なるべく重い重しをして一晩漬ける。
翌朝には食べられます。
赤水菜
葉と根元(2cmほど)を外し、茹でて水で冷やし、3cm位に切る。
「炊きにしん」や「鯖缶」等で、味噌味または醤油味で煮物にする。
こしあぶら
※根元の白い「がく」をとる。
「天婦羅」「おひたし」「焼味噌の切りあえ」
例)焼味噌の切りあえ
1.焼味噌を作る。
アルミホイルの上に味噌を5mmの厚さに延ばし、魚焼またはオーブントースター等で。
2.こしあぶらを茹でる
3.茹でたこしあぶらに焼味噌をのせて、共にみじんに切りあえる。
※熱いごはんでどうぞお召し上がり下さい。(白ごま、胡桃を混ぜると美味です。)
あいこ
葉と根元(2〜3cm)を外し水洗いをして3cmくらいに切る。
1.油揚、打豆、炊きにしん等を入れ、煮付ける。
(醤油に味噌を少々入れて味付けする)
2.油揚を入れて味噌汁にする。
天然山うど
アスパラのように下の方を4〜5cmくらい皮をむき、水煮をしてから3cm大に切り、炊きにしん等を入れ、味噌味で煮物にする。
上の茎、葉の方を3〜4cmくらい切り、天ぷらが美味です。
山うるい
葉を取り、サイダービンのようなもので軽くたたいてつぶしてから、さっと茹でて水で冷やして、3cmくらいに切り、カツオ節または炊きにしん等を入れて煮物にする。
山うどと一緒に煮物にすると美味です。
しどき
下の方を1cmくらい切り捨てて、沸騰したお湯に入れ、茹でて水洗いをして、カツオ節等をふりかけておひたしにする。
青こごみ
沸騰したお湯に入れ茹でます。水に取り、水気を切って、カツオ節またはくるみを細かく切り、ふりかけておひたしに。
天ぷらは生のまま衣をつけて。とても美味です。
たらの芽
下のガクを取り、天ぷらまたはやわらかめに茹でてゴマ和えも美味です。